「世界一受けたいお金の授業」で稼ぐ、使う、貯めるの技術を学ぶ

けん玉オヤジじゃ 。
「世界一受けたいお金の授業」は和仁達也氏の著書。
氏は経営コンサルタントで品川女子学院(高校)で「ビジネスと生活で使えるお金の授業」を担当したことでテレビ番組「カンブリア宮殿」でも紹介されておる。
この本は実社会でのビジネス経験がない人にも伝わるように書かれているため、高校生やビジネスマン1年生でも理解できるようなわかりやすい内容となっている。

お金の流れや決算書の読み方の初歩的な部分などを ブロックパズルという図に表す手法を使ってとてもシンプルにまとめられているのも良いところじゃ。会計学と経済学の超入門編といったところかの。

家計を例にお金の流れを学ぶ

「何も使っていないのにお金がない」という20代の一人暮らしの田中さん(女性)の家計を例に1か月のお金の使い方を図(ブロックパズル)で考えていく。

そうすることでお金の動きが一目瞭然となるわけじゃが、これを読んでいるあなたはいかがかな?
給与明細は毎月見ておると思うが、何にどのくらいお金を使っているか把握できておるだろうか?
それができていないうちは田中さんと同じように何故かお金がない。お金が貯まらないという状況からは抜け出せないじゃろう。

お金の流れを把握できないうちは貯金などはできないという話じゃ。
もし、起業するなら元になるお金がなければ新しくビジネスを立ち上げることもできんし、そもそもお金の流れを把握できん者に経営などできん。(借入するにしても、きちんとお金の流れを事業計画に落とし込まねば借りることもできない)
そうでなくとも計画的な資産運用や貯金もできんじゃろう。

スタバの決算書で決算書の見方を学ぶ

企業の決算書を見たところで意味の分からない語句と数字の羅列であるのが会計知識のない者にとっては当たり前のことではないかと思う。
だが、この本では決算書の見るべき項目。そしてその項目から企業の経営状況をブロックパズルを使って解説。そこから何がわかるのかも学ぶことができるんじゃ。
実際にスタバの決算書の数字を使って粗利率の見方や労働分配率の見方などを学んでいくので、興味も持ちやすいし理解もしやすいじゃろう。

決算書の見方がわかれば経営状況を知れるとともに、どの数字を改善すれば経営状態が良い方に向かうか?などといった経営者やコンサルタントとの視点で見ることができる。
また、資産運用で株式投資をする際の投資先を決める参考にもなるわけじゃ。

お金と経済の知識を得ると世の中の見方が変わる

お金と経済の知識を得ることで、新聞の限られた情報の中から読み解けることも多くなる。
例えば企業(サービス業)の業績が記事になっていたとして、売上高や損失額(利益額)来客数の増減などからその企業の経営状況も推測できるわけじゃ。
このようなことを日々続けることで知識が定着し、国や地方の経済情勢が報道されたときもその判断はどのような理由からなのか俯瞰してみれるようになる。
自分のことだけを考えているようでは世の中のルールが変わった途端に振り回されてしまうわけじゃ。
世の中の動きを俯瞰して見ることができれば前もって備えもできるというものじゃ。

この他にもこの本では飲食店でのオーダー待ち10分の間にお店の儲けを見抜く方法などが解説されており、お金や経済を自分事として捉える方法も学ぶことができる。

専門書としては物足りぬ内容かもしれんが、入門書としてはとても理解しやすく書かれておるし、ブロックパズルという概念を知ることができるのがこの本の学びとしては大きいように思う。これを使うことで数字の羅列を図に置き換え視覚的に捉えることができるというのは他者に説明する際も有効であるし、自分も俯瞰して一歩離れたところ見ることができるということであり、大変優れたツールだということじゃ。

学んだことを実践し、お金と経済の仕組みを生活の中から深めていくのが良いじゃろう。

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