トニー野中著「世界の大富豪2000人がこっそり教える人に好かれる極意」を読んで

けん玉オヤジじゃ 。
ワシが著者の本をよく読むのは、ロスチャイルド氏をはじめとする2000人もの大富豪との人脈があるという説得力を感じるのが一番。
ある種の統計学ともいえる2000人という大富豪のサンプルからみられる共通点や傾向というものは非常に信用できるものであると感じておる。

本作に限らず他の著書でも実際のところその極意のようなものは、革新的だとか、大富豪になるための突拍子もないことは書かれていない。むしろ一人の人間としての器を大きくするにはどうすべきかとか信頼される人間になるにはどうあるべきかとか、人間としての真理が書かれておるんじゃ。

本作は人に好かれる極意として15の極意が紹介されているが、大富豪に限らずとも身の周りにいる好かれている人との共通点とも随分重なるところじゃ。
つまりは大富豪と呼ばれる人たちも特殊な人間ではなく、人間としての器が大きい人物ということができるのではなかろうか。

逆に言えばこの15の極意を習得せずして成功者への道は開けぬとも言えるかもしれんの。

ギブ&テイクの本当の意味

本書でワシが関心を持ったのはこの部分じゃ。
今でこそ信用経済とかギブ&ギブだとかいう言葉がよく聞かれるようになってきたが、大富豪と呼ばれる人達はそんなことが世間で聞かれるようになるずっと昔から実践してきたようじゃ。
ギブ&テイクの本質は、受け取る(テイク)より先に与える(ギブ)ことが重要である。ということじゃ。
素晴らしい人間関係を築くには、ギブを優先させること。勘違いしてはいけないのが、お金で人の心を掴もうとしている(感謝を要求している)わけではなく、ただただ喜んでもらうことをモチベーションとすることじゃ。
利他的で見返りを求めない思考と言えるじゃろう。

本書では秘密のサンタのエピソードが書かれているが、実に胸の暖かくエピソードだから是非読んで欲しい。
多くの人に喜んで欲しいというその想いだけでサンタとなってプレゼントを配りその額が増えるに比例してサンタとなった彼も成功していくという実話じゃ。
ギブ&テイクの本質がよくわかる。

大富豪の実際の感覚としてはギブ&ギブ、ギブ&フォーゲット(忘れる)という感じだそうじゃ。
確かにそんな人物とは損得抜きにとても良い関係が築けるじゃろうな。
ついつい見返りを求めてしまう、見返りを求めないつもりでもどこかで見返りを期待してしまうのが多くの人間では無いじゃろうかの。
それでもやはり見返りを求めず与えるということを意識したいものじゃ。

「ごめんなさい」と謝る回数と、人脈の質は比例する

本文中で著者も驚いたというのが幸せな成功者達は「ごめんなさい」という謝罪をの言葉をかなり頻繁に使うことだという。
確かにワシもこれは意外じゃと思った。
欧米は訴訟社会で謝罪するという文化がない。うかつに謝れば責任を問われかねないから謝罪の言葉を習慣的に避ける傾向があるからじゃ。

しかし、大富豪クラスになると、本当に素直に謝る人が多いようじゃ。
実際著者も「ごめんなさい」と謝る回数と、人脈の質は比例すると大富豪に教わったそうじゃ。

確かに、自分の非を認めない人間とは付き合いたいとは思わないからの。
自分に非があったら謝るというのは保育園児でも知っていることじゃ。
それがなぜか大人になるに従い、言い訳をいってみたり責任転嫁したり素直に謝れない人間が増えていく気がするのお。

常に謙虚に、素直にいるということが大事じゃ。

さて、人に好かれる極意15のうちほんの一部分だが関心をもった部分について書いてみた。人間としての器を大きくしたい者は著者の他の本も合わせて読んでみると良いじゃろう。

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