けん玉オヤジじゃ。
家庭菜園で取り組みやすい品目にじゃがいもがある。
栽培もさほど難しくないから初心者にもオススメだし、子供達と一緒に取り組んで食育の一環とするのも良いじゃろう。
ここでは基本的な栽培方法とちょっと変わった栽培方法を紹介するぞい。

じゃがいも栽培の基本

品種選び

じゃがいもも品種がとにかく沢山ある。それぞれに特徴があるし、どれを選べばよいのかわからなくなるくらいじゃ。
そこでワシのオススメじゃが、初めて作るのであればやはりじゃがいもの代名詞ともいえる男爵イモが良いと思う。日本全国どこで栽培してもほどほどに収穫できて野菜作り初心者でも作りやすい品種じゃ。

◆他の品種も見てみる→カルビーHP

植え方

頂芽部分の芽が発芽力強い

種イモは1個ままで植えた方が失敗(切り口から腐ったり、病気が入ったり)は少ないが、種イモを節約したい場合や足りない場合は切って増やすことができる。
切り方は頂芽部分(芽が沢山付いてあるほう)から半分、もしくは4等分にするとよい。切り口には草木灰か消石灰をまぶして病気が入らないようにするんじゃ。

種イモの準備ができたら、畑に10~15㎝の溝を鍬を使い掘る。2列にする場合は溝の中心から80~100㎝離して同じように溝を掘る。
次に溝に種イモを株間25~30㎝になるよう置いていく。切っている場合は芽が下になるよう置いていく。一般に芽は上向きにと書かれている場合が多いが下向きの方が強い芽が出るし発芽も揃うんじゃ。理由はイモの付き方に関係していると考えているが、ここでは深く書かないこととする。
因みに株間25~30㎝に置くときは自分の足(靴のサイズ)を目安にするとよい。
ワシの足は26㎝じゃからイモを置いたところから足1つ分離して置けばよいことになるわけじゃ。

肥料だが、じゃがいもはそもそも栄養の少ない土でも育つ作物だから雑草がちゃんと生えるようなところではそれなりに生育すると思ってよいが、イネ科の雑草が多い畑では、栄養が乏しいと推測されるので株間に菜種油粕と草木灰を一握り入れておくと良いじゃろう。
先ずは1度作ってみて、その出来で肥料を増やすかどうかを決めた方が良い。窒素が多いと食味は落ちるし、腐りやすくなる。肥料(特に窒素成分)の多投入は厳禁じゃ。

種イモと肥料を置いたら掘った土で埋め戻し種イモが見えないようにする。埋めたらその上を何度か歩き鎮圧する。そうすると土と種イモが密着し水分を吸いやすくなる。

管理作業

土寄せ追肥

じゃがいもは基本的に種イモより上に付くから土寄せが不足するといもが露出して緑化する。
また、遅れると雑草により土寄せが不十分になりやすいんじゃ。

1回目…草丈15cm前後の時に行う。しっかり株元に土を寄せる。
2回目…着蕾直後に土寄せする。緑化防止のためしっかり山なりの畝となるように。
開花後はストロンを傷つけ、生育や収量に悪影響を及ぼすので2回目の土寄せは遅れないようにの。

追肥は花が咲き始めるころに消石灰(粉が良い)1株に2握りほど与える。葉っぱの上からバッサバッサとふりかけるようにして構わない。葉から吸われたカルシウムは植物体を強くし、病気にかかりにくくなる。地表面から吸われたものはこイモの肥大を良くするんじゃ。
雨の降る前にやるとよいじゃろう。

除草

土寄せの時に雑草も一緒に埋めてやる感じにするとよいぞ。除草も兼ねて土寄せするようにすれば1石二鳥じゃ。だが、雑草が大きくなってきたら土寄せと一緒というわけにはいかんからその時は適宜除草することになる。

収穫

茎や葉が黄化してきたら収穫じゃ。イモ小さいものも全て掘り上げる。
土の中に残っていると、野良イモとなるばかりか、アレロパシー(他感作用)が他の作物の生育を抑制する場合もあるんじゃ。

収穫後は半日ほど畝の上に置いて乾かしてから冷暗所に保存するとよい。

目からうろこの栽培法

さて、ここからは裏技のような目からうろこの栽培方法を紹介していくぞい。

掘らずに拾う、超浅植え栽培

この方法は土寄せもイモ掘りもいらない栽培方法じゃ。
種イモを畑に1/3程埋める(土に置いて押さえつけるような感じ)
地表に出ている2/3には見えなくなるまでもみ殻を被せ黒マルチをかけ芽が出るのを待つ。
しばらくすると芽が出てマルチを持ち上げるから穴をあけて芽を出してやればあとは収穫を待つだけじゃ。
収穫の時期がきたらマルチを剥がすとじゃがいもがもみ殻の上に出ているから拾うだけで収穫できるというわけじゃ。なんと簡単なことか。
ただしこの栽培にはデメリットもある。
マルチ下になるイモは高温に反応し、グリコアルカロイドというえぐみの元になる成分が増えて食味が悪くなるし、デンプンが抜けやすく貯蔵性も悪くなってしまうんじゃ。
作業の楽さをとるか、美味しさをとるか…。

驚異の芽挿し栽培

この栽培方法はなんと種イモから出てきた芽をとりそれを芽挿ししてじゃがいもを収穫するという方法じゃ。

やり方はまず種イモを土に埋めて(6~7㎝土を被せる)芽出しをする。気温が低い時は寒冷紗などして保温すると沢山の芽が出る。
芽の青い部分が5〜10㎝になった頃1本ずつ根を付けたまま種イモからもぎ取るとそれがジャガ芽(苗)となるんじゃ。
芽を採った種イモはまた埋めておくと2番芽、3番芽が採れる。最後に種イモも育てることができるんじゃ。

とった苗は10㎝ほどの溝を掘って株間15~20㎝で並べ茎の白い部分まで埋まる程度に土をかける。
移植後は根付くまで水やりを忘れないようにの。
定植2週間ほどで除草を兼ねて溝を埋め戻すまで土寄せ。この栽培方法では土寄せは1度で済む。
あとは収穫を待つだけじゃ。

これもまた良い栽培方法じゃ。興味があったら試すと良いじゃろう。

さて、これだけの説明ではわからないこともあるやもしれんが、まずはやってみるのが1番。経験することが何よりの上達方法じゃからな。
上手く収穫できることを楽しみにしておるぞい。

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