けん玉オヤジじゃ 。
家庭菜園の醍醐味の1つは身近な素材を使った畑づくり(土づくり)じゃと思っておる。
例えば枯草やもみ殻、炭や、野菜の残渣など、土に還せそうなものは有効活用して畑を豊かにできるし、地域資源も循環できるから環境にも優しいといえる。
どんどん活用して欲しい素材じゃ。

そして今回お勧めしたいのが落ち葉じゃ。
この落ち葉にも畑に良い効果が色々とあるから皆と学んでいこうと思う。

落ち葉が良い理由

雑草が抑制される

畝間などに落ち葉を敷き詰めれば雑草を抑制できる。足に泥も付かないから管理作業も楽になる。雨の次の日でもすいすいと畑に入っていけるぞい。

病気の予防になる

足に泥が付かないということは泥跳ねもなくなる。畝の上にも撒いてマルチにすれば雨による泥跳ねも防げる。病原菌の茎や葉への付着もなくなるということじゃ。

使う肥料を減らせる

落ち葉の表面施用を続けると土が勝手に出来上がってくる。落ち葉にも窒素成分(ミネラルも)が含まれているから元肥を減らすことができる。また、いろんな菌が住み付いて畑全体を耕してくれるようじゃ。

保湿、保水してくれる

畑を覆うことで保湿され土が乾きづらい。表土に水分があるから細根が表面に集まり微量要素もしっかり吸収するんじゃ。

落ち葉の基礎知識

落ち葉は土着菌の宝庫

人間の体にいる常在菌と同じで、植物の葉にも「葉面微生物」が生息している。
葉からの分泌物をエサにして葉面をきれいに保ったり、病原菌から植物を守る。落ち葉にはすでに植物が好む土着の微生物が沢山生息しておるんじゃ。

水分があれば、ひとりでに発酵

落ち葉はC/N比40前後で、炭素と窒素が適度に含まれる。時間はかかるが、野積みして適度な水分が保たれれば、葉に付いた土着菌が活躍してひとりでに醗酵する。

山の栄養を畑に取り込む

落ち葉は貴重な窒素源であるだけでなく、ミネラル源であり、微生物源じゃ。
山に降った雨水は森林土壌の落ち葉などが受け止める。
落ち葉が供給するミネラルが少しずつ溶け込みながら雨水は沢水となり、川となってやがて海へ注ぎ、海藻や魚介類を育む。
里にある田んぼは用水を介してこの山の栄養を取り込めるが、畑ではそうはいかない。
そこでミネラルや微生物が枯渇してしまわぬように落ち葉かきが行われてきたのじゃ。

落ち葉の使い方

落ち葉は表面施用

生の落ち葉や落ち葉堆肥は深くすき込まなくてよい。森林土壌のように上から表面施用するだけでも、雑草抑制、土の乾燥防止、土着菌やミネラルの補給となるんじゃ。
上からゆっくりと土ごと発酵されるから団粒化がすすみ、水はけ、水持ちのよい土壌となる。
また、微生物や小動物のエサとなることでより自然に近い状態の土になり作物の根張りがよくなり健全に生育するんじゃ。
実際に落ち葉を入れるとダンゴ虫やミミズの姿をよく見るようになる。

森林は肥料を与えなくても大きな樹木を育てる高い生産能力をもっている。その源が落ち葉などになるわけじゃが、畑でその環境を作ることで畑の生産力も高められるというわけじゃ。

こんなに良いことずくめなら落ち葉集めをやらずにはいられないのぉ。

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