けん玉オヤジじゃ 。
春が近づくにつれて、今年は何を植えようかな?
なんてホームセンターなど野菜の種袋を見る機会も増えることじゃろう。
また、家に去年の余った種があってこれ種まきしたいけど芽はでるのかな?
と疑問に持つこともあるじゃろう。
そんな種の基本的ことを書いていこうと思う。

タネ袋に「○○ml入り」って書いてあるけど…

最近では10粒入りとか「○粒」表記も増えてきたが、「○○ml入り」と書いてあって、それって何粒なの?って悩む場面もあるじゃろう。
例えばこれ

種袋の裏側

これはチンゲンサイの種じゃが、マーカーしてあるところに数量2mlと記載がある。果たしてこれが自分が必要な量を満たしているのかまるでわからん。そんな時は種子量早見表や耕種基準一覧表を見ると良い。ネット検索すると出てくるぞい。

市川種苗HPより引用

この表を見ると20mlの粒数の他にも畝幅をどのくらいにすればよいか、株間をどうすればよいか等が1目でわかるようになっておる。

チンゲンサイで見てみると(表の一番下の方じゃ)マーカーをしてある欄が20mlの粒数だから、5500粒ということになる。そこから計算すると2mlは550粒じゃな。つまり画像のチンゲンサイの種袋には約550粒入っていることになる。
これで必要となる種子量の悩みは解決じゃ。

引用元はPDFデータになっておるから1部コピーして使うとよいじゃろう。

有効期限が切れた種はもう播けない?

先程のチンゲンサイの種袋をもう一度見ていただこう

マーカーしてある数量の2段下に有効期限が書いてある。この種だと20年の3月じゃから「2020年の3月までに使って下さいね〜」ということじゃな。
だが、この有効期限が過ぎたから発芽しなくなるということではない。

長生きする種と、短命な種がある

種袋に記載の有効期限は発芽率を保証したものなのじゃ。
だがな、種の寿命はもっと長い。種類にもよるが、長命種子のトマトやナスなどは4〜6年、ダイコンやハクサイなども2〜3年持つ。ネギやタマネギなど1年しか持たない短命種子もあるが、基本的に種の寿命は数年あるんじゃ。(ただし保存環境による)
種袋にある「有効期限」はあくまで種苗メーカーが確認した「発芽率」を保証する期限にすぎないということを覚えていてほしい。
因みにこの発芽率というのは、ある試験条件下での結果であって、畑に播いた種の発芽率を保証するものではない。また、年の気候によっても変動がある。現在野菜の種の多くは海外で採種していて、その国が天候不順になったりすると発芽率が落ちるようじゃ。
発芽率が悪い年は種苗メーカーからその旨の案内が来てその分1袋当たりの種の量が1割増しになったりする。

品目別種の寿命

種の寿命 品目
長命種子(4~6年、それ以上)ナス、トマト、スイカ
常命種子(2〜3年)やや長命:ダイコン、カブ、ハクサイ、キュウリ、カボチャ

やや短命:キャベツ、レタス、トウガラシ、エンドウ、インゲン、ソラマメ、ゴボウ、ホウレンソウ
短命種子(1年)ネギ、タマネギ、ニンジン、ミツバ、ラッカセイ

種は管理の仕方で発芽率が下がることもある

そもそも種は生き物だからかなりデリケート。たとえ寿命が長い種も、販売店や買った人の管理によってはその発芽率がどんどん下がってしまうんじゃ。
一般的に種は湿度20~25%、温度5℃以下で保存するのが理想。これより湿度が1%上がると発芽率は半減、温度が5℃上がった時も半減すると言われておる。高温多湿はもってのほかというわけじゃ。

種を保存する際は密閉できる容器にいれて冷蔵庫にいれておくと良いじゃろう。袋を開けてしまったものは乾燥剤も一緒に入れるとよいぞ。

種を冷蔵保存すると種の寿命が延びるだけではなく、発芽率を上げる効果もある。買ってすぐに播くよりも、冷蔵庫で1~2か月冷やしてから播いた方が、明らかによく発芽するんじゃ。
低温によって、または時間の経過によって休眠が打破されるのじゃろう。
そしてその種は生命の危機を感じ必死に芽を出すのかもしれんのう。

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