けん玉オヤジじゃ 。
家庭菜園で役立つ良書の紹介するぞい。
特に農薬、化学肥料は使いたくない。何なら動物性の肥料も使いたくない。
という者や自然の摂理を学び、元気な野菜を育てたい。
というしっかりとした目的のある者におすすめじゃ。

著者の岡本氏はFacebookで知ったが、こちらの投稿でも自身の栽培哲学や栽培理論などが書かれており非常に興味深い内容が多い。
無肥料栽培セミナーも開かれておるからお近くでセミナーがある際には足を運んでみると良いじゃろう。

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本のおすすめポイント

栽培の基本を自然の摂理から説明してくれる

植物の生理、土壌の物理性、化学性、生物性を体系的に学ぶことができる。
基礎的な部分ではあるが、重要な部分を1冊で網羅している書籍はワシの知る限りでは中々ないのぉ。
そういう意味では新規就農を目指す者も読んでおいた方が良い書籍と言える。
また、 月の満ち欠けを参考に種まき時期を決めるといった非常に興味深い記述もある。
自然に即した栽培を論理的に学べる1冊を言えるじゃろう。

雑草や害虫の役割や見方も詳しく解説

ワシも雑草や虫とはうまく共存していくのが良いと思っておる。例えば虫なんかは害虫が増えれば実はそれを食べに来る天敵も増えるんじゃ。下手に農薬を使って駆除しようとすれば、天敵も一緒に駆除され結局また害虫だけが増えていくなんてことになる。
雑草だって畑に邪魔にならない草を選んで残していけば、雑草は水分を保持し土を乾きにくくしたり、雨の時に土跳ねを防いだりリビングマルチの効果も生まれる。
また、ある時は雑草がその土地の酸度や肥沃度を知る手掛かりとなる。
そんな雑草や害虫と上手く共存するヒントを与えてくれるんじゃ。

種の採り方まで知ることができる

本来の植物の営みは芽をだし、花が咲き、実がなり、種を作り、土に落ち、芽をだすという一連の流れを繰り返しておるが、畑の場合は種を採らなければ一連の流れを続けることができず、また種を買うことになる。
自分で種を採りそれをまた畑で育てることでその土地に馴染んだ野菜になっていきその土地ならではのものとなる。そうして続いたものが伝統野菜とか在来種と呼ばれることになるわけじゃ。
種の袋の裏を見ればわかるが、今野菜の種は海外で種採りされたものが多い。
それは結局農業が効率化に進んでしまったために、昔は各々の農家種採りしていたものを辞めてしまったためじゃろう。(種苗業者は昔からあったが、種採りする農家も多かったはず。)

そんな種採りの仕方も詳しく解説されておるから、是非種採りにもチャレンジして欲しいものじゃ。

栽培マニュアル本ではない

この本に書かれてあることは野菜栽培や畑づくりに必要な基礎知識、そしてその理屈じゃ。
理屈がわかっていなければ応用することはできん。

例えば栽培マニュアルにハクサイを育てるには高さ15㎝の畝を立てベッド幅は80㎝2条植えで条間30センチ株間30㎝で植えると書かれていたとして、何故15㎝の畝を立てねばならないのか?何故株間は30㎝必要なのか?等々、この理屈が分からなければ、キャベツを育てる時に何センチの畝を立てれば良いのかえ、株間を何センチすればいいのかわからんじゃろ?

そうならない為の知識が満載なのがこの本じゃ。
栽培に迷ったときは一つの指針にすると良いじゃろう。

ワシも一度著者のセミナーに行ってみたいものじゃ。ふぉっふぉ。

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